疎いわりに拘りがある………656日目

久々に服を買った


引っ越して8ヶ月が過ぎた。今回の引越しは、荷ほどきの際えらくモノを減らしました。

普段あまりモノを買わず、

旅行、逃避行、食べ物、お酒、贈り物…等々

自分自身で生活費以外の出費といやーそんなイメージで

手元に残る形あるモノに対してほとんど使ってないつもりでしたが

なんだかんだで

捨てたり、売ったりして減らさにゃ多少なりともモノは増えてくものらしく

それなりの量を抱えておりました。

んなわけで

衣服や本、CDを中心に大量に売ったり捨てたり………要は断捨離というやつをしたのです。

その時思ったことは

モノを減らすには、時間もお金もかかるなー

横着者の私にはとにかく面倒な作業でした。
(でも、減らした後の爽快さはとても大きかったです)


そんなこともあり、

元々衣服の買い物をめったにしない私も

この断捨離の後はより一層モノを買うことがなくなりました。

『おっ♪これいいな!“とりあえず” 買ってみよ』と、

“とりあえず” で何かを買うことがなくなったのです。

あの時買っとけばよかったーー!なんて、後悔したくない感覚と、もう出会わないかもしれない、と言う不安から “とりあえず” な買い物をちょこちょこしていたのです。


でも、とりあえずで買ったモノは “とりあえず” 持ってるだけで…結果、ほとんど使われないんですよね………


“”ほとんど“”使われない。

この、““ほとんど””がまた判断を鈍らすところで

たまーーーに、役立つんです。

だからこそ、いつかは…とか、たぶん…とか…で“とりあえず”手に入れたくなってたんです、メイビー

でも、ここで考え方をほんの少し変えてみると

役に立つと言っても、たまになのです。

常に役立つでもなく、絶対必要な訳でもないのです。

なら、要らない。

保険でモノを増やす、と言う感覚から

不要にモノを増やすのか?と言う感覚へchange

そもそも、普段からバシバシ物を捨てれる人ならそんなchangeそのものが不要かもしれないけど

それができない人間なもんで、このchangeが必要だったんですね。


好きになったら嫌いにならない、と言うより

好きになったら嫌いになれないもんで


これは、人、音楽、場所、食、酒、そして服、なんにでも当てはまるようで


2、3年くらい着続けてるモノはまだ新人さん
(なんならこれくらい着続けてようやくこなれてくる感)


5年くらいは着続けてるモノがほとんど
(このくらい着続けてると愛着も大きくなる)


10年くらい着続けてるモノもめずらしくない
(ここまでくると愛情も溺愛、そのうえ安心感がすごい)



もうすぐ33歳になりますが

18、19、20歳くらいに買った衣服、小物も手元にあるモノは現役で活躍してもらってます


Tシャツ1枚にしても

染みがついたらば場合によっちゃクリーニングに出してプロにお願いします。   


そこは、時間がかかってもお金がかかっても、1度気に入ったものは大切にしたいってのが当たり前だとおもってるもんで、なんとか必死になります。


恥ずかしながら、裁縫が出来ないもんで
ほつれなんかは補正屋さん?をさがして直してもらいます。


執着というより、愛着です。


縁のないモノは、気に入ってても無くなったり、ダメになったり、色んなパターンで手元から無くなっていきます。


何年も何十年もの間手元から離れず、飽きず、居続ける縁あるモノはそれだけで価値があるモノだと思って、より大切にしようと思うんです。不思議と。



そんな人間が

久々に服を買いました。



ムフフ。これから末永く宜しくお願いします。



明日もきっと何か書きます
人もモノも対する感覚は同じ気がします

100㎞歩まで………あと69.3㎞