ざわつく心で静かに更新……610日目
煮魚なんてあまりしないのに
鯛は鯛でもレンコ鯛。
ちょうどいい大きさのレンコダイ(和歌山産)を見つけたのでなんとなく購入
切り身でなく丸々の姿のレンコダイ
とは言っても、鮮魚コーナーに並んでるのでエラと内蔵は調理済み
なので扱いは切り身と何ら変わらない♪
レンコダイって、小さい時と大きい時で雄→雌、雌→雄かどちらわからないけど……同じ個体で性別が変わるらしい。
そんな不思議な魚、レンコダイをゲットし帰宅後は
塩焼きか、鯛飯か悩むも
結果、煮付けに決定。
先ずは側面にバッテン(×)の切り込みを入れてから、湯引きをする
湯引きしながら…表面を軽く洗い、血合いを指で軽く擦りながらなるべく丁寧に取り除く
そして
鍋に酒、砂糖、醤油を入れ
軽く湧いたところに…湯引きされたレンコダイを優しく置く
そして、生姜の薄切りを散らし
落し蓋をして
弱火でしばし放置
時々スプーンなんかで上から煮汁をかける
煮詰めすぎに注意しつつ
ある程度煮たったら火を消し、蓋をとり…ちょいとそのまんま置いておく。
形が崩れないように皿に移し、
レンコダイの煮付けが完成。
煮付けに合うと思い
米は白米ではなく、おさくらごはん
“おさくらごはん”
米2合に対し、酒と醤油を大さじ1ずつ入れて炊いただけの茶飯。イメージとしては、具なし炊き込みご飯。
これが、シンプルで簡単にも関わらず
柔らかい塩気感じる、なんとも癖になる味。
この“おさくらごはん”と、レンコダイの煮付けが
思ってた以上に合う♪合う♪
ただひとつ残念だったのが…
魚の煮付け…思っていた以上に食べるのが難しかった……
魚の煮付けをキレイに食べれる大人になりたい、と思った夜でした。
普段、なかなか魚の煮付けなんてしないけど
もし次機会あれば、、梅干しもいるかも…と
料理無精な自分が、生意気にもいっちょまえに料理を工夫しようとしてるのになんだかくすぐったい感じがしました
残ったおさくらごはんは
後日
釜揚げしらす、きざみのり、白ゴマをのせ
胡麻油を軽くかけ
かっこんでいただきます。
そのご飯のおともは
あおさ入りの玉子焼き。
いやはや
もはや
請け負い料理ばかりの連続。
所変われば食も変わる。
行く先々で
使う食材や調理法を真似て
想像が苦手な人間も
真似てならば創造出来る
そこから少しずつでも、ひとつでも自分で何か閃けば万々歳♪
前にも書いたけれど
とある料理人の言葉で
レシピ見たり、人を真似たりした料理も
3回つくればその人の味になる。
同じ分量、同じ材料、同じ作り方
同じレシピも繰り返していくと
不思議とその人の味が出てくるモノで
だから真似てもいいのです。
やりつづければ自然と自分の味になるのだから。
その言葉を信じ
今日もこうして真似事を繰り返しております。
明日もきっと何か書きます
意識してるうちはまだまだオリジナルに欠けるモノ。いつか訪れる無の境地までただただ続けるのみ