一言多かったり、言葉足らずだったり………571日目

『言葉はいつでもそのあたりに流動していて、それがとつぜんある日こちらに宿ってくる。こちらはホテルのようなもので、向こうが客人。こちらは何もせず、どこへも出かけてゆく必要などない。
 言葉の方が立ち寄って宿り、何ごとか残して去ってゆく。
 こちらに残るのは宿ったものの痕跡のみ。それをしきりに思い出すようにして、なんとか自分の言葉として成立させてゆく。』



これは本の一部をそのまんま抜粋。

以前、言葉について何度か書いたことあったけど

そのうちのひとつとしてこんなコト書いてました。

ぬちぐすいを求める203日目 - kumazuの日記



言葉について考える

言葉は音として意味をなすけれど

本と言うのは不思議なもので

ただ一文字一文字が連なって言葉になり、それが続き文になる。

このブログもしかり。

こうして一文字ずつ打ち込んで言葉を綴り、それを繋げての文にする。

おんなじ文でも、それらを読む人によって思い描く事柄、人、場所と人によって違い、色んな捉え方があって、違いが生じる。


面と向かって言葉を交わせば

口調、表情で言葉足らずでもある程度伝わるものも

文面だと想像で感じとる部分が大半となる気がします。

それでもこうして毎日何か書き続けてると

それなりに人とナリがでたりしてるのな。

言葉足らずだったり、一言多かったり、

言葉もまたバランスとセンスと思いやり

いつまでたっても口下手ですが

こんな感じで

明日もきっと何か書きます